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沖縄→∞。

三浦綾子記念文学館

 旭川に行った時、長いこと行きたかった三浦綾子記念文学館へ行ってきた。小説「氷点」の舞台である、神楽見本林の中にひっそりとたたずむこの文学館には、作家三浦綾子の作品とその背景を探る資料の展示がされています。42歳で文壇デビューという遅咲きの経歴の裏には、深い艱難辛苦を乗り越えてきた歴史があった。作家になるまでの道のりを数多くの資料を基に解説している展示室、氷点の創作過程を解説した展示室など、非常に見所いっぱいの記念館です。
 また、敬虔なキリスト教徒であった三浦の生き方がよく伝わってくるですよ。敗戦を機に教師を辞めたこと、13年間にもわたる結核との闘いなどを経て、晩年に残した言葉が「いままでふり返ってみて、大きな不幸と思われることが、実は大切な人生の曲がり角であったと思えてならない」と言うのだから、オイラは感心するばかりです。
 外には氷点の舞台となった外国種樹見本林の木々が立ち並んでいます。
 オイラはキリスト教徒ではないけれど、非常に仲のいい友達2人がカトリックなので、キリストの教えに学ぶところも多いなぁと思う今日この頃。
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by ryuuuuta | 2005-03-19 04:23 | 旅行記