人気ブログランキング | 話題のタグを見る

沖縄→∞。

転勤族

 サラリーマンに転勤は避けて通れない道だということが良く分かりました。多いですね、転勤。全国へ、時には海外へ。最近は不景気だ、経費削減だので転勤のスパンが長くなってきたそうですが(何でも1人転勤させるのに100万円以上のお金がかかるとか)、社内には単身赴任している先輩型が多すぎです。支店長をはじめ、管理職クラスの多くが妻子の元を離れ単身赴任でこの地に来ています。まぁ、地方の支店はどこもこんな感じです。この前、7年ぶりに単身赴任生活から家族と同居することになった先輩は、新天地での業務よりも何よりも、家族生活を営めるかどうかが最大の不安と言ってました。そんだけ家族と離れていると、確かに普通に生活できるのか気になります。

 そこで、ふとわが身を振り返ってみると、うちの家庭もそうだったなと思い返すわけです。幼稚園から沖縄に旅立つまでの間、オイラが朝7時に起きた時には父親もう会社に行っていて、夜22時に寝る時にはまだ帰ってきていなかった。毎日23時過ぎに帰ってきていたとのこと。その頃はバブル華やかしき時代だったので、当然土曜日も出勤と。そんでもって、マイホームを買ったと思いきゃ、半年後に単身赴任で2年間どこかに行ってしまうし、オイラは父親とほとんど接点がないまま、気がつきゃ自分が社会人になって見知らぬ土地へひとり放り込まれてしまったと言うわけです。で、そんな毎日が続けば当然家庭内不和になり、オイラが沖縄行ったあとに両親別居して母親は出て行ってしまい、妹も俺も1人暮らしを始めてしまって、父親は4LDKのマイホームに1人で住んでいるわけです。こうやって考えていくと、うちの父親はずいぶんと可哀想だなと思えてきちゃいます。家族のために頑張って働いてきた結果がこれでは、何が幸せなのか分かりません。オイラもあちこち引っ越していたから、幼稚園・小学校・中学校・高校・大学と、その都度友人関係もリセットされてきたので、幼馴染という存在が1人もいないわけです。そう考えると1度家を出ても、帰る場所がある、という人は正直うらやましくもあったりなかったり。俺は帰る場所なんかないからなー。

 何だかよく訳の分からない文章になってしまいましたが、週末を1人で寂しく過ごしていたら、こんなことを考えてしまいましたとさ。俺も3LDKで1人住まいだから、父親とそんなに境遇変わらないッス。
by ryuuuuta | 2005-11-06 13:02 | 社会人日誌。